
校長 鈴木俊士プロフィール


校長 鈴木 俊士 Syunji Suzuki
地元浜松北高出身。大学を卒業後、西武百貨店に就職。その後「シグマ・ライセンス・スクール浜松」を開校し、定員20名の少人数制予備校であるにもかかわらず、29年間でのべ2500人以上を合格に導く。オーディオブックなどの教材も手掛けており、日本全国の公務員を目指す受験生のために精力的な活動を続けている。主な著書に『合格率9割! 鈴木俊士の公務員試験 受かる「勉強法」』、『合格率99%! 鈴木俊士の公務員教養試験 一般知識 一問一答』、『9割受かる鈴木俊士の公務員試験「面接」の完全攻略法』、『合格率9割! 鈴木俊士の公務員試験「作文・小論文」の書き方』(いずれもKADOKAWA)『受験する前に知っておきたい 警察官の専門常識・基礎知識【改訂版】』(つちや書店)など多数。
メッセージ
わたしがシグマを始めた理由
学校をでて西武百貨店に就職しました。当時の西武百貨店は売り上げも三越を抜いて日本一、いまでは想像もつきませんが、大学生の人気企業ランキンの4位でした(いまではコンビニの傘下ですからね)。イケイケの時代だったので、若造のくせに好きな仕事をさせてもらい、社長表彰もいただきました。
ところがそんな時代も長くは続きません。バブルがはじけたのです。昨日まで部長でございと威張っていた白髪のおじさんが、一夜明けると平社員に格下げ、新人にあごで使われながらカバンを持って営業にでかけていきます。子どもが3人もいる諸先輩方が毎日人事部長に呼び出され「そろそろ辞めてコンビニでもやったらどうだ」と肩を叩かれます。職場はリストラの嵐でした。潮目が変わったのです。阪神大震災で高速道路が倒壊するニュース映像を観たときに、その思いは確固たるものになりました。
生活のためのお金を得るだけの仕事ほどつまらないものはありません。一度入社したら、キャリアを積んで、成長しつづけていける業界はどこだろう?その時わたしは考えました。自分が思いきり働ける時間は長いようで意外と短いものです。その貴重な時間を職探しのために費やす人生などまっぴらでした。でも、どれだけ考えても、どれだけ調べても答えは見つかりませんでした。
なぜかって?
そのときトップの企業でも、十年後どうなっているかは、誰にもわからないからです(わたしが就職した会社がそうだったように)。
その時思い出したのは、倒壊した高速道路の下で人々を救助する消防士であり、警察官であり、自衛官の姿でした。これからは地方で公務員だなと思い、わたしは地元浜松で公務員予備校を開講しました。もう二十数年以上も前の話です。それから金融危機があり、リーマンショックがおこりました。自分が見たこともない、名前も知らない遠くの国でおこった出来事が、自分の身近な人たちの職を奪い取る時代になりました。
私の卒業生たちはどうなったかって?
起業当時高校生だった生徒たちもいまでは40代。たいてい20代で結婚し、早い人は20代後半、遅くても30代には地元に家をたて、子どもも何人かいます。派手ではありませんが、地道に、それなりに、幸せな家庭を築いています。
もちろん紆余曲折を経てシグマにやってくる生徒もたくさんいます。民間企業に就職してみたものの、こんなはずじゃなかった!という人たちです。こういう人たちは、二十数年前の私です。女性にとっても、まだまだ民間企業においてはガラスの天井があるようです。こういう一度挫折を味わった苦労人が、シグマに来て逆転の人生を歩んでいる姿を見ると、とてもうれしく感じます。
縁あってこの長い文章を読んでくださっているあなた、あなたも、ぜひ一度自分の人生をいかに生きるべきか考えてみて下さい。そしてもし、「公務員もありだな」と思ったら、シグマの門を叩いてみてください。きっと人生が拓けるはずです。
こんなこともしています

防衛省から感謝状をもらいました

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開誠館高校で公務員受験の説明会を行いました

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